国立近代美術館で開催されているヒルマ・アフ・クリント展に行ってきた。

18世紀のスウェーデンの画家で、神智学や人智学に傾倒し、精神的・抽象的な画風の作品を残している。
土日に行ったがそんなに混んでなくて快適に過ごせた。《10の最大物》シリーズの展示室の雰囲気がよかった。


暗い部屋に巨大な絵画がぼやっと浮かび上がるようなライティングで、カラフルな色合いがより鮮やかだった。あと、部屋の壁際が全て腰かけられるようになっていて、ゆっくり座って鑑賞できるのもよかった。
もう一つ、白鳥シリーズは分かりやすくてよかった。

白鳥と黒鳥という具象的な二項対立が、だんだん抽象化されていき、境目が曖昧になって融合していく様子が見て取れて楽しかった。
白×青と黒×黄の対比になっている。アニメキャラとかでも採用されそうなカラーリングじゃないですか?私はこういうの好きです。
それがこうなって
最終的にこうなる。突然謎の貝が生えてきててこれが何なのかはちょっと分かんないけど、色の対比要素がなくなって、最終的に全てが対等なものとして一つのキャンバスの中にまとまっている感じがした。
展示室はキャプションがほぼないので、神智学や人智学をほぼ知らない自分的には、考えるな感じろという展示だと思った。
常設展にも入った。石膏でできた像が印象に残っている。遠目から見ると巨大なボウリングのピンみたいだが、近づいてみるとへそ周りにゆるやかな凹み、太ももに筋肉の線があって、フェチを感じた。
最後に、ミュージアムショップで手に入れたイカしたブックマーカーを見てください。

開催概要
展覧会名:ヒルマ・アフ・クリント展
会場:東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー
会期:2025年3月4日(火)~6月15日(日)10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)