2/21に神奈川フィルの定期演奏会に行ってきた。

圧倒的音圧で最高だった…
曲目
- ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」Op.9
- レスピーギ 交響詩「ローマの松」
- レスピーギ 交響詩「ローマの噴水」
- レスピーギ 交響詩「ローマの祭り」
見てわかる通り全部ローマにまつわる曲である。どの曲も楽器の量が多めで、金管と打楽器がとにかく爆音なので、きっと大迫力の演奏が楽しめるのでは!とワクワクして訪問した。
ホールと席について
みなとみらいホールに初めて伺った。駅からずっと屋内を通って行けて便利だ。荘厳で高級感のあるホールだった。休憩時間にバーカウンターでドリンクやスパークリングワインを注文できるのが新鮮。(別途お金かかります)

席は2階席の最前列だった。立ち上がったときの見晴らしはこんな感じ。

普通に座った時の見え方はこう。

手すりに視界が塞がれたので、少し身を縮めて隙間からオケを眺めていた。

こんな感じ。
ヴァイオリンの細かい動きもくっきり聴き取れたし、最後の音を鳴らし終わった後も残響がふわっと響いて素敵だった。
曲について
全曲よかった。特に印象に残ったところの感想を書く
ローマの松 中間部あたり(ジャニコロの松)
普段聴くときはあまり注意して聴かない静かな部分なのだが、クラリネットのソロが良くてグッときた。あたたかくて優しい音色で、そよ風や新緑の香りに包まれながらきらきら輝く水面を眺めているような気持ちになった。
ホールは音楽を聴きながら他のことが出来ない場所だ。曲の中のあまり知らない、聴かない箇所も強制的に聴かされるわけだが、だからこそ「あれっ意外と好きかも…」と新しい発見ができるなと思った。期待せずに口に入れたお菓子が予想外に美味しかったときのような嬉しさがある。
またこの曲、鳥のさえずり声(ガチ)が聴こえてくる箇所がある。録音を再生する演奏も多いようだが、今回は水笛を使っていたそうだ。ボールペンよりも短い棒で、先端を水に浸して吹くとピョロロロロ…みたいな音が出る。面白いよね。
水笛隊は舞台上にはいなかった。四方八方から聴こえてきたので多分ホール内のあちこちに潜んでいたのだろう…。立体的に聴こえてきて、森の中にいるかのような没入感がありよかった。
ローマの松 ラスト(アッピア街道の松)
ローマ軍の軍隊が街道を爆進する風景を音楽にした、大ボリュームで大好きなところ。パイプオルガンやバンダ隊(舞台上ではなく、客席や舞台裏で演奏する人たちのこと)の金管楽器たちも出てきて、ホール全体を使って客席を殴りにかかる感じで大変良かったです。
パイプオルガンは奏者が座るとデカさが強調されて、ラスボスの風格が漂いとても良い。演奏中は指揮者に背中を向けて座ることになるため、タブレット越しに指揮をみているようだった。

これだけデカくても、あんまり聴こえてこなかったところもなんか面白くていい。
全ての楽器が圧倒的音量で、普段の演奏会ではプロの皆さんは観客の鼓膜に配慮して手加減しているのだなということが分かった。顔面に音圧がビリビリきて押しつぶされるかと思った。だがそれが良い…。普通に感動で泣きそうだった。
ローマの祭り
オケでは珍しく、マンドリンがいらっしゃった。ピッコロの隣に座っていて、奏者の人の鼓膜が心配だ。
マンドリンのパラララララ…みたいな音が響くと、一気に民族的な雰囲気になって素敵だった。