はじめての献血をしてきたのでレポする。終始非日常で面白かった。
きっかけ
献血には以前から興味があったものの、次の予定が控えていたりしてなかなか献血ルームに立ち寄れなかった。この日は平日、1日有休をとっており、午前中に健康診断を終えた帰り道だった。午後も特に予定はなく、これはまたとないチャンスでは?とふらっと入ってみた。
受付から血液型判定まで
飛び込みの旨伝えると、受付の方から紙パックのお茶をいただいた。飲みながら説明をきいたり、個人情報を書いたり、もろもろの確認事項に同意したりする。
400mlの成分献血でお願いしたいが、場合によっては200mlの普通の献血をお願いするかもしれません、成分献血は必要な成分だけ抽出した後血を体に戻すので、普通の献血より時間がかかりますが大丈夫ですか、と聞かれ、全然大丈夫ですと答えた。
荷物をロッカーに預けた後(結構細いロッカーで、背負っている大き目のリュックを無理やり押し込んだ)、再度受付に呼ばれて、タブレットを操作しながらもろもろの確認事項に同意していく。それが終わったら今度はお医者さんのいる診察室のようなところに通され、問診を受ける。ここで血圧も測った。
ここまでで受付の方2人とお医者さん、計3人とお話をしたわけだが、話す人が変わるたびに、健康診断の帰り道ということだけれどバリウム飲みましたか?と聞かれてちょっと面白かった。バリウムや胃カメラを飲んでいたら当日は献血できないらしい。
ほかの献血条件も口頭、タブレット、パンフレットで何度も案内された。そう何度も言わなくても、と思ったが、条件が沢山あるので、漏れ防止のために何度も確認するんだろうな。
飲み物(特に温かいもの)を飲むようにしきりに言われ、紙パックの飲み物も何度か渡されて、久し振りに人からちやほやされる感覚を味わった。紙コップで出てくるタイプの自販機があり飲み放題で、待ち時間にスープなどをいただいた。
問診後は採血エリアに移動してテスト採血をする。血液型の判定もこのときにするようだ。血を採った後、青い試薬と黄色い試薬と赤黒い血が1滴ずつ載せられた紙が運ばれてきた。信号機🚥みたいでちょっと綺麗。それらを目の前で混ぜて反応する様子を見せてもらえる。自分の血液型は知っていたが、目の前で証明されると本当にこの血液型なんだなと実感が湧いた。
採血本番
その後は呼び出しベルを持たされて一度ロビーに退避、ベルが鳴ったら再度採血エリアに入り、いよいよ採血されることになる。診察台は歯医者で座る椅子に似ていたが少し違っていて、お尻が深く、足がやや高い位置にくるようになっていた。座ると身体が✓みたいな形になる。目の前にカーナビのようなモニターがあって、テレビが映っていた。テレビの音声は頭の後ろから聞こえてきた。
成分献血の機械にも色々種類があるが、今回は血を採るフェーズと血を戻すフェーズを交互に繰り返す動きをすると看護師さんが教えてくださった。何かあったら我慢せずすぐ言ってください、水分はちゃんと取ってくださいとここでも紙パックを渡される(もうお腹がガボガボ…)
成分献血の針はとても太かった。チラッとしか見てないので心象も込みの感覚だが、つまようじよりは確実にでかく、小さいマイナスドライバーくらいはあった気がする。血管が細いと成分献血は難しいという話をお医者さんからきいたが、まあ納得の太さだ。
針を刺されたときの痛さは普通の採血とあまり変わらなかったし、採血中は動かせないことが気になるものの、特に血を抜かれる感じとか血を入れられる感じみたいな感覚はなかった。しいて言うならちょっと腕が冷たいと感じることがあったくらいかな。
採血されている腕は動かせないがもう片方の腕は自由に動かせるので、スマホをいじったりして時間を潰した。周囲を見回すと他にも採血椅子に座っている人がちらほらいて、本を読んだりテレビを見たりして静かに過ごされている。診察台がずらっと並んだ部屋は無機質で、自分が何らかの実験の被験体になったような気分で、非日常感に若干テンションが上がった。
採血中は、足首を定期的に曲げ伸ばしするとよいようだ。また、折り畳まれたカイロ?のような物体を渡されて、それを定期的にニギニギするように言われた。
途中、腕がスマホのバイブレーションみたいにブブブ!と振動してびっくりしたことがあった。看護師さんを呼んできいたら、針が壁?を吸ってこうなることがあるので、手を定期的にニギニギして血流を増やしてくださいと言われた。掃除機が吸い込みきれないものを吸ってズゴゴゴ!ってなるのと同じことが身体で起きているのか?不思議な感じだ。
40分ほどで完了。ロビーに戻って少し休んだ後帰宅した。ロビーでたくさんお菓子とかをいただき、至れり尽くせりでほくほくした。


帰ってからも特段変わったことなく、普段通りに過ごせた。血を採られた実感がなく終始不思議な気持ちだったが、気軽に人の役に立てるのがなんだか嬉しい。また時間見つけて行きたいなと思った。